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小澤征爾さん [musix]

 今,小澤征爾さんに関する本を読んでいます.
先にループする曲の為にCDを買った事は書きました.

 これは,今思うとこの本の効用かもしれません.
私は,音楽をきちんと学んだこともありません.
しかし,当たり前の事ですが聴くことに関しては自由です.
勿論,評論家などの場合にはそうはいなないと思います.

 クラシックは,私は親友だと思っている人間がが好きだった事がきっかけで聴くようになりました.
聴けばなんと素晴らしい事か.
畏まった聴き方をするような聴き方ではありませんが聴いていると耳になじむものです.
そして,作曲に纏わるエピソードなどがすごく面白い.
限られた音源,伝えるための媒体はコンサートのみ.
こんな時代だからこそ,身を削る様な曲が出来たのだと思います.

 さて,本を読んでいて「やはりそういう事なのだ」と感じた事があります.
映画の中で言えば「アマデウス」特に初演などではアマデウス自ら指揮をする光景が多く描かれています.
少し前に観た「ラフマニノフ」に関しても,自ら指揮,演奏を行うシーンが描かれています.
後者に関しては,指揮を他に任せて初演失敗などというエピソードもありました.

 指揮者の役割とはなんだろう.
作曲者自らが指揮を行うのであれば全く問題ないでしょう.
また,解釈にも齟齬が生じる可能性は激減します.
本の中で小澤征爾さんなりの意見を述べている部分があった.
そして,私にとっては「やはり」と思う反面少し衝撃もあった.

 書くべきではないと思うので書きません.
お互いにプロとしての尊敬の念を忘れてはいけない.
ただそれだけは書いておくことにします.
 これは,業種に限らず大切な事だと思いますから.

 もう一枚CDを買う事にしました.
リムスキー・コルサコフ.
これも,思い出深い一曲です.
指揮は故ロリン・マゼールさんを選ぶことにした.
演奏は,ウィーンとも思いましたが,曲のイメージからヨーロッパを避けてみる.
マゼール氏と言えばクリーブランドも悪くないと思いこの組み合わせにしてみた.
思えば,オハイオ州と言うのも個人的には奇遇だ.


R.コルサコフ:スペイン奇想曲、交響組曲「シェエラザード」 他

R.コルサコフ:スペイン奇想曲、交響組曲「シェエラザード」 他

  • アーティスト: マゼール(ロリン),リムスキー=コルサコフ,クリーヴランド管弦楽団,ヴァーノン(ロバート)
  • 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
  • 発売日: 2013/05/15
  • メディア: CD



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