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電気 [Life]

 先日,自然エネルギーの買い上げに関して少しだけ触れました.
周囲の人と話をしてみて幾つか気づいたことがあるので書いておくことにします.

 全てではありませんが,家電品も含めて電化製品の殆どが.
直流を欲しがっているということが意外に知られていないと感じました.
まぁ,コンセントが交流ですからそう思われるのも無理は無いと感じています.
 しかし,個人的にこれは少し驚きました.
「なら最初から直流で給電すればいいじゃない」と思うらしいのです.
それも出来なくは無いのですが,不都合な点も生じてしまう可能性には思いが至らないらしいです.

 さて,話を先日の投稿にもどします.
この辺り,実は関係がある話でもあります.
電気を発電したとしても,近くに欲しがっている人がいなければ意味が無い,
と言うのが先の東北,四国,九州電力等の立ち位置でしょう.
それであれば,欲しがっている人たちのいる地区に送れば良いということになる.
しかし,そんなに簡単にできる事でもないのは少し考えればわかることです.

 また,流行りの太陽光発電に関しては日照が無ければ発電しません.
少なくとも夜には発電はあり得ない,曇天でも実質的には発電しているとは言えない状況.
こうなって来ると,それをあてにしてその分「火力発電所の発電を緩める」というわけにもいかなくなりますね.

 また,一般家庭などでの見かけるレベルの太陽光発電の場合余剰分に関しては,
近所に必要としているユーザがいればそちらに電気を使って貰うという仕組みですね.
近所に欲しているユーザがいなかった場合にはどうなる.
これが,今回の新規買取の一時中断になるということらしいです.
今のところ,一般家庭レベルの新規の契約に関しては制限はかかっていないようです.

 しかし,産業用ということで検討をしていたということであれば,
今回の中断はたまったものではありませんね.
この辺り,次のトレンドは蓄電設備も併設するということになりそうな気がします.
しかし,ある意味そちらの方が理にかなっていると思います.
より洗練されたシステムということになります.

 今回の件に限りませんが,後世の人から見ると「なぜ最初からそうしなかったのか」という事はよくある話だ.
しかし,それも先人たちのトライがあってこそのということは忘れて欲しくないと思います.
無駄を省くというのは単純且つ,合理的なプローチ方法だと思っています.

タグ:アプローチ
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