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風林火山 [Life]

 先日大河ドラマ「風林火山」というのをはじめて観ました.
少し前にGacktが出演しているということで話題になったらしいです.
私自身も気になりたまたま都合が良かったので録画してみることにしました.

 ちなみに,26話です.あとにも先にもこの一話が初です.
ちなみに運よくこのエピソード謙信役でGacktが出ています.
正直に言いますと,謙信(この段階ではまだ長尾姓です)の登場シーン.
Gacktさんの演技もさることながら,演出側がいかにもという感じで描きすぎていると感じました.
長尾家の家臣団を前に登場ですが,家臣団との格差がありすぎると感じました.
実際に,殿という存在は全てを束ねるという立場ですから異次元の存在だったのではないかとは思えます.
しかし,光の当て方から何から役者として主役以上の扱いを受けている気がしました.
当時の世界に迷い込んだ現代人という印象を受けました.
謙信の持つ印象からそういったイメージはマイナスにはならないのですが,色々な意味で別格として扱ってしまっている気がします.
専門家ではありませんが,画面の使い方が現代ドラマっぽいと感じました.

 確かに,この物語の主人公は山本勘助.
国を預かる身でもないので,地味な主人公だとは思います.
大河なので誰かが目立って人気が出れば良いのかな.

 少し話は変わりますが,ふと思った事があります.
故・黒澤明監督.
時代劇も色々と手がけていますが.戦国自体を描いた作品としては「影武者」,「乱」などがあります.
他にもありますが,ここではこの作品ということで.
 主役に敬意を払いつつ,あくまでも「一部」として描いている点がこの方の作品気に入っています.
勿論会話のシーンなど,誰の台詞かというのを明確にするために発言者のアップを利用する事はあります.
しかし,この方の作品広大な世界の中に主人公が存在を許されていると感じる事が多いです.

 多分勝手に私がそう感じてみているだけでしょうけれど.
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