硫黄島からの手紙

　思いの他順調になすべきことを為せました．
年内にすべきことは大筋が見えてきました．
ここまで来れば些事の微調整で済みそうです．

　「硫黄島からの手紙」という映画を鑑賞しました．
あっという間に話題になってしまい映画館に足を向けることが憚られていた作品です．
語部の目線という意味では西郷一等兵ということになるのでしょうが，西竹中佐，栗林中将等すごくいい味を出しています．西郷一等兵がちょっと可哀そうなくらい先述の二人が輝いています．

　栗原中将は主役なので致し方ありませんが，伊原さん演じる中佐凄すぎです．
栗林中将が世界を知っている指揮官を演じたということであれば，それを支える中間管理職を見事に演じていると感じた．

　軍は規律とは言うけれど，栗林中将の意図は簡単に理解を得ていない．
あまりにも奇抜に映ったのだろうと思う．
このようなことは，現実によくあること．
今ある目標をもっとも効率的になそうとすればという判断がそうさせているので，結果を知っている人間がしたり顔で云々というのは好きになれない．
私は，この作品を面白いと感じました．

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