年末の風物詩とは

　年末の風物詩と言われるものがある．
「忠臣蔵」等がそうだろう，私的にはやはり交響曲第9番あたりが思い浮かぶ．
最後に合唱付きの交響曲を書いた作曲者も感慨深い．
動画サイトで幾つかヒットしたので第4楽章あたりを聴いてみた．
中でもカラヤンがベルリンフィルを振ったものがあったのですが，このペースで演奏しきってしまう楽団も凄いと思った．

　個人的にカラヤンは好みではありませんが，これはあくまでも好みの問題でやはりこの方も凄いのだろうと思った．
この方の指揮で聴けてしまう演奏をする楽団があって初めて成り立ているという印象が強いです．
逆に言えば，この方の指揮で聴けてしまう楽団の演奏を他のコンダクタで聴いていた事を思い出しました．

　気づけば次々に聴いてしまってクラシックはやはり良いものだと思ってしまっている．
脈絡もなく映画「アマデウス」を観てしまいたくなってきた．
あの映画，はじまり方が好きです表現しがたい緊迫感にまるで映画のサントラのように25番を使ってしまうあたりが感激した記憶があります．

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