頃合い

　物事に頃合いがあるのだろうか．
もう少し前に話題にしても良かったのかも知れないが，フェルナンド・アロンソ選手マクラーレンを離脱．
この選手に関しては，駆け上がってゆく様なキャリア序盤を見ると物足りなさを感じます．
キャリアの序盤を除くと，勝てる車に乗れていないと感じます．
それも含めて選手であるということの難しさを感じます．

　それにより，勝利から遠ざかることで勝つために走ることを無くしてしまったと感じます．
勿論，それによってドライバとしての能力に疑問を抱く余地は無いのですが一種の「器用貧乏」なのではないかと思う．
勝てないことに慣れてしまうという意味では2018年のドライバのラインナップ中最も強く感じるドライバだ．

　それも含めてキャリア形成というのだろうけれど，少し違っていると感じる．
健在奮戦中のM.シューマッハにも同じことを感じる．
あのテンションで生活してきた人間だけに引退後の生活には不慣れだったのではないかと思う．
領域が違うのだ．

タグ：領域