視点

　視点によって物の見え方が違って来るという事は以前にも述べた気がします．
不満を感じたとしても，感じたその立ち位置に立つことすらままならない状況の人間が多い場合には贅沢な悩みという事も出来るだろう．

　良い例が，先日のメルセデスAMGとも言える．
当人たちは屈辱的とも表現しているが，レッドブル・ホンダは今に至るまでそれを感じてきたわけであるし，更に言えば「そう感じることも出来ない時期」を送ってきたこともあるでしょう．
HONDAに関して言えば，マクラーレンとタッグを組んでいた時期に今の様な状況になることを想像するのは難しかっただろう．
　やるからにはトップ争を出来るようになるというのは当たり前の事だろうが，昇り詰めてきた過程及び現状を考えれば納得してしまえる部分もある．
　この時点で，この感じ方はHONDA視点になってしまっていること気付く．

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