衛星

　衛星通信というと，イリジウム携帯なんてのがありました．
今もあるけれど，頭上にスペースを確保出来るのであれば通信可能というとても魅力的な代物です．
これ，着眼は悪くないのですが，実際にこのコンセプトで実用化したのがスターリンクなのだろうな．
　世界規模で死角のない通信をというには膨大な量の衛星が必要だが，これを実現できるのがSpaseXだっただということ．

　しかし，実現できるというのは別にコンセプトは知識として残った．
これは大きい．実際に国内にもこのコンセプトを後押しするような企業はある．
問題は，これを綺麗に連動させられるのかということになる．
分際していないということのメリットはここにある．

　さて，少し話は変わりますが，衛星というと木星の衛星イオに火山活動が観察されたのが遥か1979年のこと．既に約50年前のこと．常識が変わった瞬間だ．
　無人であるが静的とは限らないということは各機械化で学んでいたこと．
思い込みを糺されたということなのだろう．

　非常識を日常にという感じだ．
イノベーションというのは身近にある．
気づいても実用化すること，そのタイミングが大事ということか．

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