残る雪

私の住む地区では，住宅地，日蔭等にまだ雪が残る場所があります．
並木道等は連続して残っている場所もありますね．
小中高の学生さんなどが通学に難儀している風景を今日あたりまでは目にすることが出来ました．

まずは，利用する側が雪に不慣れであることは言うまでもない事．
そして，利用させる側，北国であれば除雪等の文化が浸透しているので比較的早目に安心して利用できる状態になります．
今回感じたのは，歩道側に関してです．
正直，疎かになりすぎていると感じます．
むしろ，道路の隅に集めたりしている光景が目立つ，間違った方法とは言えない．
東北などで見かけて方法として，なるほど！
と思ったのが，車道に当たり障りないと思われる量の雪を出してしまうという方法．
車は何らかの雪対策をしているという前提であれば，ガシガシ踏み潰していってくれるという作戦らしい．
蓋の無い側溝に雪を放り込むという光景は共通で目にするが，そのままにしておくと上側の方は中が空洞になった状態でしばらく残ります．
どんどん崩して雪解けの水に触れるようにしないと雪は意外に長時間残るもの．
この辺りは，春～夏に蔵王山等に行ってみると意外に多くの雪が残っていることで驚いた記憶に基づくものです．
雪が集まった状態だと意外に溶けないんですね．
雪と言う状態から水へ，或は，氷から雪へ，雪から水へ．
この変化を誘発することで簡単に雪を消すことが出来る．

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