珈琲店タレーランの事件簿5

　随分間をおいてある意味時間をかけて贅沢に読みました．
源氏物語をエッセンスに書かれているのでその辺りの知見もあれば面白いのだろうなと感じた．
この作品も舞台は京都です．
考えてみれば，「響け！ユーフォニアム」も京都が舞台だ．
「るろうに剣心」も京都編は大きな見せ場があるし，OVAでも京都に関しては別なエピソードがあります．
京都といえば，やはりどこか心の拠り所になっているのかも知れません．

　そういえば，確か天皇陛下って京都を留守にしているという扱いだったことを思い出しました．
今皇居にいるのは長い外出中というわけです．
ある意味では，日本の多様性をよく物語っていると思いますが，対外的にはどうなのだろう．
オリンピックがすべてというわけではありませんが，東京を中心に考えていそうな気がします．
日本人でさえ意識していないかも知れない．

　そんなことを考えるのも，私が少し疲弊を感じているからかも知れません．

　

珈琲店タレーランの事件簿 5 この鴛鴦茶がおいしくなりますように (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)

• 作者: 岡崎 琢磨
• 出版社/メーカー: 宝島社
• 発売日: 2016/11/08
• メディア: 文庫

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