150年

　150年というと何を連想するだろうか．
今回ポップアップに出て来たのは明治維新．
維新後150年が経過するらしい．

　大きな出来事，だっただけにこれに関連する書籍が色々と出版されているらしい．
一冊購入して読み始めています．
著者の言い分が本になっているので，価値観をそれに合わせて肯定的に読んでみるのはいつもの事．
しかし，当時の世界に生きていたわけでは無いので完全になり切りで読むことは難しいと感じた．

　私自身が東国に生まれ育っただけにそう感じるのかも知れない．
維新の原動力と呼ばれる薩長．
薩摩藩，長州藩島津家，毛利家は後に天下分け目と言われる関ケ原では西軍側の勢力．
泰平の江戸時代を経て，徳川に勝利したという方も出来なくは無いだろう．

　本自体は最後まで読んでみるつもりですが，読む前に抱いていた感想としてはそんな印象だ．
そもそも，「勝てば官軍」という言い方も勝てば後付けの理由でも納得させることが出来る．
それを裏付ける言い回しではないかとも思える．

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