期限

　期限というものを必要以上に意識させるもの．
それは，宇宙戦艦ヤマトだろう．
「人類絶滅まであと2百と45日」などと言われると「ドキッ」としますね．
しかし，この表現244日目にどの程度絶滅しているのかと思ったりした時期もあります．

　しかし，明確に日数が把握できている時点でインフラの限界であることに気づきます．
エネルギーの問題，食料の問題等．
最大でそこまでという事が見えてしまっているということだろう．
アポロ13号の様な状況だという事だ．

　思えば明確に期限を切ったアニメーション作品としては最初ではないかと思える．
背後に地球を背負っているという緊張感を持たせる演出だと思う．
この手法は姿を変え，エヴァンゲリヲンの「ヤシマ作戦」などにも応用されていることにも気づく．

　姿を変えていると気づきにくいものもあるのはこれに限った話ではないかな．

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