SSブログ

Frozen [Life]

 間に幾つか書いてしまいましたが,実は「灼熱の脱出」と続けて書くはずだったもの.
Frozen~アナと雪の女王~
この映画,昨年大ヒットしましたね.
その際に話題になったのが,主題歌,挿入歌.
代表的なところでも,
・ Let it go.
 ・Do you wanna build snowman
 ・For the first time in forever
などがあげられます.

 これらの曲にのせてストーリィが一気に展開するのは見事です.
感情移入と言う意味では非常に良い手法と思われます.

 ここで,いくつか気づくことがあります.
まず,一般的に耳にするこれらの楽曲,映画は邦訳されたものであると言う事.
受ける印象が微妙に異なってきます.このあたり大きくと言っても過言でない部分もあります.
また,アナと雪の女王に限らず和訳のカバー曲は旋律に歌詞を載せるために都合よく訳する必要もあります.
これらに加えて,以前から日本人の歌手が英語の曲を英語で歌う場合.
個人的にであるが「字余りの句」の様にしっくり来ない感があると感じていました.
 そう,曲自体に日本語がしっくりきていない気もしていたのです.

 先に,「銀色ドレス」に触れておいたのは.
同じ劇中歌にして意外に違うなという比較のためです.

歌詞:
 Frozenに関しては,ストーリィを要約するような歌詞です.
歌にあわせてテンポ良く一気にストーリィを牽引する.
「銀色ドレス」に関しては,合っているようなあっていないような印象を受けます.
どちらかと言えば,挿入された場面の登場人物の秘めた思い,願望などを描いているような印象をうけます.

 このあたり,Frozenの興行成績の向上に一役かっていることは疑いようがないところだろう.
シーンとの直接的な一体感があるために,国,年齢を問わずわかりやすい.
ディズニーの手腕恐るべしですね.

 銀色ドレスに関して思うことは,比較的アップテンポの曲にもかかわらず使われたシーンはなかなかに切ないシーンである.
しかし,妙に耳に馴染む印象.
基本的には,サビの部分含めてすべて日本語.
劇中の音にまぎれても馴染みのあるだけに聴き取りやすい.
挿入歌の利用方法としてはお手本に近いのではないかと感じた.
しかも,このシーンでしか使用されないというなかなかのプレミア度.

 日本のアニメーション技術が素晴らしいのは,テレビシリーズにもかかわらずこれが出来てしまったこと.
Frozenは名作になり得ると思いますが.
名作だからこと最上とは限らない.

 ふと,そう思った.
nice!(6)  コメント(0) 

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント