東北に来ています＠Mar2015

　東北に来ています．
雪も随分と姿を消していますね．
しかし，高い山の山頂，稜線に沿ってはうっすらと雪が残っています．
美しいですね．

　今，時代劇専門チャンネルで放送されている「天地人」でも福島の地って間接的に舞台になっています．
名門上杉家が転封される地として登場します．
私の印象としては，雪深い地と言う印象です．
しかし，新潟県から見れば雪自体は随分と少ないと言えるでしょう．
仕事で新潟に出向いたときには，心底驚きました．

　同じチャンネルで，真田太平記も放送されています．
実はこの二つ，丁度先頃関ヶ原の戦いだったのです．
まさに東西いずれに加担するかと言う決断のタイミングは同じ週の放送だったと記憶しています．

　真田本家，上杉家いずれの場合にも言える事ですが後々同家の運命を大きく左右する決断になる訳です．

　ドラマでの描かれ方には，上杉家に関しては自らの信ずる正義に殉ずる．
覚悟の上での東下，三成挙兵，関ヶ原の合戦．

　真田家に関しては，正直「草の者」を多用した真田家とは思えない様な結果．
又五郎が情報を持ってくるのですが，待たせ西軍に加担する事を決定した直後に又五郎と面談．
西軍に加担する事を真っ先に告げられた又五郎はなにも言えずと言う描かれ方をしています．

　結果がわかっていてみていると，いかにも真田本家は惜しいと感じます．
情報戦に長けていると描かれているだけにこの時に限って運に見放されたとしか言えない描かれ方です．

　いずれにせよ，上田，会津．
共に当時の中央とは離れた場所に本拠を置く両家．
正確な情報を得る事は難しかったのではないかとも思います．

　また，現代の様に即時に意思の疎通が行えるガジェットがあったとした場合．
関ヶ原の合戦は全く違う様相を呈していたとも思えます．

　そういった文献，本を読んだことはありません．
各大名ごとにこの辺りは葛藤があったはずなので機会があれば読んでみたいと思います．

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