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ベルサイユのばら [Life]

 2(話/day)で平日放送していた「ベルサイユのばら」の最終話までを視聴しました.
この話は,初めてではありませんが,なんとも味わいのある話です.
これをどんな話かと一言で答える必要があるとすれば「善人顔したみんながマリーの足を引っ張る話」と言えるのではないかと思う.
 描き方ひとつであるが,このアニメーションに関してはそう感じる.
最終話に至っては,フェルゼンまで成すことが裏目に出てしまうというのが切ない.
 よくこんな手法を当時に思いついたものだと思う.

 この話,その後のジャルジェ家はどうなったのか気になります.
オスカルに兄弟がいるという描き方はしていないので断絶なのは疑いないですが,見事に暴徒化した民衆にジャルジェ将軍が無事だったとはとても思えない.
 フランス革命があった故のトリコロールなのでしょうけれどどこか切ない.
また,フランスと言うとどこか優雅なイメージがありますが,なかなかに血の気の多いという印象も持ちます.

 王政>共和国制.これは難しいことですが,名君を出しつ続けることが担保できない以上やむを得ない流れだったのだろう.
タグ:名君
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