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幽霊の正体見たり枯れ尾花 [Life]

 昔の人は面白いことを言ったものだと思う.
この言葉に限った話ではありませんが,短い言葉にありったけの想いを込めているという印象は受けます.それゆえに名言ということになるのでしょうが,名言するために第三者が脚色した可能性もある気がする.
 或いは,劇的な状況を演出することによって何気無い一言を名言にしている場合もあります.
有名な本能寺の変での「是非にあらず」などという言葉.
この言葉,個人的に非常に印象的な言葉として残っているのですが,今風に言えば「しのごの言っても始まらない」とか「どうしようもないだろう」とかという意味と思っても差し支えないだろう.
実際にはそう言った言葉を吐いた可能性がないわけではないでしょう.
 しかし,それではあまり劇的な印象がないので「是非にあらず」などという言葉に置き換えられた可能性はあります.
 今「真田丸」が話題になっているようですが,ここに描かれている幸村,信繁も同じような理由だと聞いたことがあります.
 そう言えば,このドラマ観たことはありませんが,本能寺の変,関ヶ原の戦いが非常に短くあっさりと描かれたと聞きました.
真田目線で考えると,当たり前の事だと思います.
ずいぶん前に放送された「天地人」(私が観たのは昨年の時代劇専門チャンネル)でも,共にそれなりに時間は割かれて放送されていましたが,重きは上杉家に置かれていました.
いずれ真田丸もNHK以外で視聴できるようになると思いますのでその時を楽しみに待つことにします.
 先に「天地人」を出したことには理由があります.
この二つの作品,関ヶ原での敗者を描いた作品ですね.
そう言った意味では楽しみにしています.

 別に不思議なことはないと思います.
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